ストレス
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親御さん注意!心因性視力障害について知っておく

2018年11月21日

心因性視力障害の症状について

ストレスは万病の原因などとよく言いますが、視力にまで影響することはあまり知られていません。
しかしこれは決して軽視できることではなく、主に子どもを中心にある病気を起こす引き金になるのです。
それが心因性視力障害であり、子を持つ親御さんは特に注意しておかなければなりません。

まずその具体的な症状についてですが、文字通り目が見えにくくなることから始まります。
しかし多くの親御さんは単純に近視になっていると勘違いし、眼科へ行って眼鏡やコンタクトレンズの購入を検討します。

これはもちろん間違った判断ではないのですが、心因性視力障害による視力の低下は矯正では解決できないのです。
そのため、眼鏡を使っているのに相変わらず目が見えないということになれば、近視などではないと判断していいでしょう。

そして治療のためには、何よりもストレスを解消させてあげることが先決です。
ここでは、あくまでも子どもの視点に立ってストレスの原因を考えてあげなければなりません。

例えば勉強が上手くできなかったり、クラスメートを良い関係が築けていなかったり、他には進級や進学が原因の場合もあります。
更に父親と母親の関係性や行き過ぎた親の干渉などのように、家庭内にもストレスの根源があるかもしれません。

子どもと話し合い、同時に子ども以外の家族間でも時間を作り、リラックスできる家庭を用意してあげてください。

心因性視力障害は脳機能に障害が出ることで発症する

ストレスは心に来るものという認識が多い一方で、心因性視力障害は脳機能に障害が出ることで発症します。
目の方ではしっかりと目の前の光景を認識できても、それを再現する脳がしっかりと働いてくれないのです。

そのため勉強やスポーツなどを一切休み、何も思考しなくて構わない日を作るのも効果的でしょう。
ストレスが目に見えないのと同じように、視力低下の症状もある日突然に現れます。
いざというときに慌てないためにも、親御さんには正しい知識を持つことが推奨されています。

それから、心因性視力障害では色覚の異常を伴うこともあります。
遠くの景色が見えにくいということだけでなく、明らかに正しい色の認識ができていないようなら早めに眼科を受診しましょう。

診察については不安も大きいでしょうが、この色覚異常や視野狭窄がある際にはCT検査も行うかもしれません。
ただこれはもっと大きな病気を患っていないかを確かめるもので、逆にここで問題がなければ安心材料になります。
少しお金や時間は掛かるものの、子どもにとって大切な検査ですので後押ししてあげてください。

失明をするような病気ではないが放っておいて治る病気でもない

心因性視力障害は、失明をするような病気ではありません。
ただ放置をしておけば治るというものでもなく、ストレスの原因を突き止め解消していかなければやがて他の症状を併発するでしょう。

子どもからの無言のサインとも受け取れますし、今一度しっかりと向き合うきっかけにできると理想的です。
当然、治療中でも叱ることが必要なシーンはあります。
その代わり、目が見えにくいことだけは絶対に責めないようにしましょう。

専門的な治療を受ければ、多くの子どもが症状の把握から1年以内に本来の視力を回復させることができるとされています。
ただしどこまで見えれば完治なのかというのは、日頃の定期的な視力検査に基づく指標で決められるのです。

このことから、毎年学校で行われている視力検査以外にも、自主的に眼科で検査を受けておくのが望ましいでしょう。
理想は3ヶ月に1回ほど、そうすれば心因性視力障害の早期発見にも繋がり、症状の長期化を予防できます。

ストレスは、子ども本人でさえ自覚していないところで溜まるものです。
まさか視力低下の原因がストレスだったとはと、そんな風に慌てないようにこれを機に親御さんは勉強をしてみてください。